東北支部

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東北支部会設立の頃

初代東北支部長 大本 泉 (一紫会「五十年史」より転載)

跡見校友会一紫会が創立五十周年を迎えられたとのこと、おめでとうございます。
支部会としては、東北地区が最も古く設立のお声がけをいただきました。
一九九七年、一紫会本部の幹事の方から宮城県仙台市の自宅に電話があり、「同窓会の東北支部を作り、親睦を深めたいのでいらっしゃいませんか」とのお誘いがありました。
場所は、現在なくなってしまいましたが、仙台駅前にある老舗の仙台ホテルです。おいしいものもいただけるという思惑もあり、喜んで伺うことに致しました。
十一月九日、元幹事長小森いと子様を含む幹事の方々八名が東京からおでましになり、東北在住の卒業生十一名との合計十八名の顔合わせとなりました。東北支部会準備会です。卒業後、初めての同窓会のようなものでしたので、とても嬉しく、心躍るものがございました。浮かれていたために無責任にもあまり覚えていないのですが、そこで東北支部会の代表という名目で選ばれ、お世話係として支部会の準備をすすめることになったようです。
さて、翌年の五月十日(日)、幹事の方々や準備会に出席なさった東北在住の会員の方々のお力添えを得て、第一回東北支部会が仙台駅に隣接するホテルメトロポリタン仙台にて開催されました。
参加メンバーは、元理事長跡見純弘様、当時学長でいらした山崎一穎先生、幹事の方々六名、東北六県にわたる支部会員十五名の合計二十三名です。
跡見様と山崎先生から、関東地区に次いで東北出身の卒業生が多く、大学の受験生を一層増やしていくためにも同窓会の力を借りたいということ、同窓会はできるだけ目立つ場所で開き、「跡見」の名前を広めてほしいというご趣旨のお話を賜わりました。目的のわかりやすいところはさすがです。頼もしく存じました。他方、お世話係としてはたしてお役にたてるのかしら、という不安も生じました。
後日、元幹事長に、広報・事務能力にも自信がないことを相談申し上げたところ、「学園も大切ですが、私達は私達で楽しい同窓会にしていきましょうよ」というアドバイスをいただきました。実際に、幹事の方々が当時からとても楽しそうにいきいきと活動していらっしゃいます。そして準備会・第一回支部会を経てわかったことは、様々な年齢の近隣に住む会員が参集し、思い出話や近況報告することで、それが明日につながる元気の源になるということなのでした。
その後、二○一一年三月十一日、東日本大震災が発生しました。主に福島・宮城・岩手県の会員が被災しました。ご家族を亡くしたり、家が損壊したりした会員もいるのですが、同窓会のお声がけで多くの会員の心の傷が癒されたと思われます。
同窓会の良さは、同窓という眼に見えない絆でつながっていることにあると思われます。困ったときにこれからもお互いに助け合い、自分の生き方を振り返る機会を与えてくれるような支部会であってほしいと思います。そして全国それぞれの支部会が協力することにもより、跡見校友会一紫会、そして跡見学園女子大学が一層発展なさいますことを心より祈念申し上げております。

  • 第1回支部会第1回支部会

支部会 開催履歴

1997平911/9東北支部準備会 仙台ホテル
1998平105/10第1回東北支部会 ホテルメトロポリタン仙台
2000平126/11第2回東北支部会 盛岡市「一の浜」
2005平1712/11第3回東北支部会 仙台国際ホテル
2009平214/19第4回東北支部会 仙台市・旧伊達邸「鐘景閣」
2012平247/22第5回東北支部会 ホテルメトロポリタン盛岡
2014平269/7第6回東北支部会 青森市「秀寿司」
2016平287/24第7回東北支部会 ホテルメトロポリタン盛岡
2018平309/16第8回東北支部会 福島市・ホテル辰巳屋
2022令49/9第9回東北支部会 ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング