北海道支部

支部会役員を引き受けて

初代北海道支部長　脇本澄子（一紫会「五十年史」より転載）

　北海道支部ができたのは、もう十五年も前になります。月日の過ぎるのは早いものですね。
　思いおこせば、北海道支部を作る為、前の年に本部より準備会の集まりのお知らせがありました。出席を迷ったのですが、昔を懐かしく思い出し出席する事にしました。北海道にいらっしゃる卒業生の方々や本部の方々と思い出話をいろいろしているうちに準備会委員を引き受ける事になりました。今までに、こんな大きなお仕事をお手伝いした事がなかったので不安と心配でいっぱいでした。が準備会に出席された方々と協力し準備を始めました。まず、私と会計を引き受けて下さった方と二人で、郵便局の口座を開設する事から始めました。すぐできると思っていましたが、これが一番大変な仕事でした。二人とも何もわからず郵便局に行ったので、担当の方にいろいろ難しい事を言われ、何回も通いとても苦労をして、やっと口座を開設することができました。本当に大変でした。次の会場決め・案内状と返信ハガキの印刷等は順調に行き、無事発送する事ができました。まずは一安心でした。あとは、どの位の会員さんが出席して下さるかが、次の心配でした。当日は、理事長先生・学長先生はご都合がつかず残念ですが欠席でした。
　会員さん八名・本部役員さん四名・準備委員八名の計二十名の出席で第一回北海道支部会は行なわれました。自己紹介や昔の思い出話等で皆さん学生時代にもどった様に楽しくされていました。役員としてはとても嬉しい気持ちでいっぱいになりました。二時間という時間もあっという間に過ぎ無事支部会は終わりました。二次会として、一紫会のご招待のお茶会がありました。皆さん残って下さり話もはずみ楽しい時間を過ごすことができました。楽しい時間のすぎるのは早いものでおなごり惜しい気持ちで会を終わることにしました。又、次回お目にかかれる事をお約束して皆さんとお別れしました。
　皆さん楽しそうにお帰りになったので本当にほっとしました。
　いろいろ心配をしてお役を引き受けましたがたくさんの方々とお会いしお話ができる事は嬉しい事なので今は、お引き受けして良かったと思っております。